「パーソナルカラー診断をしてもらって、取り入れて見たけどどこか違和感がある。」
または、
「似合うと言われた色の服を買っては見たけど、周りからの反響もさほどでもない…」
そんな方はいらっしゃいませんか?
「ある〜!」
「それ私〜!」
そうだったら仲間(?)
私も、そうだったんです。
今回は、そんな方へ、新しい観点をお届けできれば…と思って書いています。
「赤と黒が似合うから、ダイナミックテイストが似合うと言われました。
でも、取り入れようとすると何かうまく行きません…。」
そんな方がいらっしゃいました。
う〜ん…なるほどなるほど〜…わかります。
確かに、赤×黒も、綺麗になられるだろうな〜という方です。
(赤「も」ということは、その背後にあるものを満たせば、ほかにもたくさん似合うものはある、ということなんですが長くなるのでココでは省略しますね)
そうなんです!
似合う色って、色そのものというよりも「その色の使い方」の方が大切なんです。
これまでのモデル画像の方で、ちょうどテイストが似た感じの方がいらっしゃいますので、例を作って見ました。
ちょっとこちらをご覧くださいね。
代表的な色を分解すると、こんな感じです。
どうでしょうか?
この方には、おしゃれだな〜とはちょっと感じ難いかもしれません。
うーん…生地がモコモコして厚いからかな…?
ボーダーとチェック柄でいろいろ「やり過ぎ」だからかな…?
あっさり着てみようかな…?
で、生地を薄くして繊細な感じのレースを合わせてみたとします。
ここから、色を取り出してみるとこんな感じです。
どうでしょう?
こちらも、何か「これこれ!」とは言いがたい感じですね。
赤と黒が似合う人では あるはずなのですが…
こういうことを数回繰り返していると、
「あの日の似合う色の診断って、間違いだったのかも…」
「ほかに似合う色があるはずだ…!」
そうやって「赤が似合う」事実を遠くへ置き去りにしてしまったりします。
そうなるととても残念です!
この方の場合、こんなふうに…
こういう赤×黒使いが最適なんですね。
同じように画像から色を取り出してみると…
そう、同じ、赤と黒なんです。
こういう解釈も「アリ」です。
綺麗ですね…!
こちらも、色を取り出すと
こういう感じです。
青みが加わると、さらにお綺麗なのですね。
で、大事なのが黄み、青みのお話ではなくて、
コントラスト感、なんです。
どういうことかというと、同じ赤×黒でも、
こうではなくて……
こういう赤×黒使いにする、ということなんです。
ただの四角形なのにお美しいですね
全然違う色に感じるかもしれませんが、端と端をつなげてみると…
おお! 本当だ^^
違うように見えるけど、同じ赤×黒だったんですね。
もう一度並べてみますと
似合う色よりも「色の使い方」が大事!
ということ、よくわかりますね〜!
この方の場合は、「コントラストを曖昧にする」ということが大事だったんです。
「赤×黒」が似合うからダイナミック、という解釈は、ちょっと違います。
私はこの方は、「静」側のエレガントゴージャステイストの方が美しいと見ました。
あなたにも、
「あの時の診断は間違いだったのかも」という経験はないですか?
もしあったら、それは「色使い」に鍵があるのかもしれません。
似合う色がわからなくても、お手持ちに似合うものがあったら、その「コントラスト感」を観察してみると何か気づきがあるかもしれません^^
今回は、
似合う色よりも、「どう仕上げるか」が大事。
そのためには配色もそうですが、そのコントラスト感も大きな要因になるよ、と言うお話でした。
【NATURAL BASIC®︎】
倉敷京子
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