こんにちは^^
一人ひとりに合うベーシックスタイル
NATURAL BASICを追求している
倉敷京子です。
加算の美、引き算の美、それぞれの綺麗さがあります。
この方にとって、この服がなぜ綺麗に見えるかというと
こういう生地感が得意だからです。
では、なぜこの方にとって、この生地が素敵になるのか。
その理由を、今回は段階を追って解明してみたいと思います。
まず、先ほどの布の画像から少しずつ色を取り出して見ますと…
このようになりました。
まるで黒のような色、あずき色のような色、ライラックのような色まで、意外といろんな段階があることに気づきますね。
これを繰り返してみると・・・
こうなって。
何か感じが変わってきますね。
「いろんな色」という感じが薄らいだ気がしませんか?
これを細くして・・・
くっつけると・・・
「え?」ってなりませんか?
同じ色なのに・・・
さらに、背景に黒を持ってくるとこんなふうになります。
何か光って見えてきませんか?
ライラックが・・・とかあずき色が・・・というよりも、
1色の紫の布が光っているように見えてくるから不思議!?
そうなんです。
この方の場合は、「とがったところを排除する」
言い換えると「まろやかにする」のが大切な要素の一つなんです。
なので、ワントーンっぽくて一瞬良さそうな色でも
生地感が違うと良さがちょっと表現しづらくなってきます。
この要素を服で表した場合
このようにちょっと攻撃的な感じになってしまいます。
カッコイイ、ともちょっと違いますよね。
首もとや上着・スカートの裾の形など、形状的にも微妙に「とがり」があるところも違和感になりがちなんです。
でも、カッコイイ系のものを着たり、カジュアルなものも着たい日もありますよね。
この方の場合は、例えばこんなアレンジが可能かと思います。
カッコイイのに女性らしい…良いですね^^
この方がカジュアルを着るなら・・・
ちょっと粗い生地、濃い色でもカタチで着てしまえそうですよね。
(まろやかさがあって「とがり」がどこにもない)
ただ、この方にはちょっと平凡になってしまうかも?
もっと洗練された、あの綺麗さが欲しいと思いませんか??
私はこの方ならこんな感じをおすすめしたいと思いました。
「さりげなく普段着を着てしまっただけなのにおしゃれ!」
そんな感じがしませんか?
この方の場合「引き算の美」の持ち主でしたよね。
なので「色数を少なくした」というわけです。
BEFORE▶︎AFTER的に比較してみましょうか。
うん、右のほうがより洗練されたおしゃれさがありますね!
「紫が似合う」
「明るめの色が似合う」
「シャイニーな生地が似合う」
そんなふうに「似合う」を表層だけでとらえるのはとてももったいないです。
大切なのは、根底にあるもの。
そして次にその表現方法をストックしていくことです。
なるべく「紫」「明るい色」などの具体的な事例ではなく、どんどん抽象的にしていきます。
この方の場合でしたら、
━あいまいにする
━何事も「引き算」する
という感じです。
「あいまい」ゆえにグラデーション調にする
「あいまい」ゆえにまろやかさを持たせる(ダブつき・ルーズではなく)
「引き算」ゆえに色数を少なくする
そんなふうに発想していきます。
一方で「足し算」の美の方の場合は・・・
この紫のグラデーションを
↓
↓
ここからこれを こんなふうに
順序を入れ替えてみたり・・・
さらにはこんなふうに順序だけでなく
面積も変えたり、ということを行います。
こんなふうに「加算」「加算」と発想します。
するとちょっとイマイチ?と感じた紫でも、
この発想で
こんなふうに取り入れたりもできます☆
この方は、別の記事では黄色がとても映えた方でした。
「紫は似合わない色だから」
「過去に盛大な失敗をしたから」
と「似合う可能性」を排除することなく「どう使うか」がとっても大事!
一人ひとりに素敵になる理由が必ずあります!
「わたしの素敵になれる可能性って…?」
そう思うと何かうきうきしてきませんか?
【NATURAL BASIC®︎】倉敷京子
▶︎▶︎▶︎遠方の方もOK!「似合う」のWEB診断
▶︎▶︎▶︎じっくり追求したい方向け「似合う」のマンツーマンレッスン
ついつい読破したくなる!?
▶︎▶︎《似合う法則》の記事へ
▶︎▶︎《似合う色関連》の記事へ
\「似合う」を自分で!/